ウルトラマンシリーズ、特撮文化の研究と批評/A Study of Tokusatsu"live action films" Culture by KAMIYA Kazuhiro


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【扱う特撮の文化的事象】
異形、博覧会、観光、パノラマ、塔、ドキュメンタリー(記録映画)、実験映画、冒険小説、科学小説、アニメ、マンガ、SF、J回帰、ものづくり、舞台芸術、アヴァンギャルド、ヌーヴェルヴァーグ、アングラ、ポップカルチャー、サブカルチャー、教育映画、科学映画、メタボリズム、ディスカバー・ジャパン、アンノン族、ホームドラマ、都市、青春群像、少年ドラマ、おとぎ話、ダンス、船、ボクシング、「殴る」「鍛える」という身体表象、同人誌、ファン文化、シニシズム、ゲーム文化、再放送、レンタルビデオ、郷愁の対象化、昭和懐古ブーム、業界ドラマ、ニューアカ、謎本ブーム、恋愛表象、セカイ系、データベース消費、雑誌、メディアミックス、n次創作(二次創作)、コンテンツツーリズム、広告、教育、音楽、美術、文化資源、地域振興、テレビドラマ、テーマパーク、外交、研究史、特撮論壇…etc

1 特撮の定義、特撮についての先行研究

特撮の概説/『ウルトラマン』シリーズについて/特撮に関わる先行研究とその問題点/表象論/表象研究以外/海外の研究動向/など

2 特撮、そして『ウルトラマン』シリーズに継承された文化

―異形、視覚文化、アヴァンギャルド、アンダーグラウンドを中心にー

特撮に多く描かれてきた怪獣の原点としての東西の異形―鬼や竜―の表象性やコンテンツ化/西欧近代の視覚文化―万国博覧会とその周辺文化としての塔、パノラマ、観光等―のもつ俯瞰的表象性と特撮/戦後日本のアヴァンギャルドの思潮・その思潮の具現としてのドキュメンタリーと『ウルトラマン』シリーズ/サブカルチャーとポップカルチャーの差異/アングラ文化と特撮/『ウルトラマン』シリーズの実験的手法―前衛的演出―など

3『ウルトラマン』シリーズの文化史と表象論Ⅰ-特撮草創期から二度の怪獣ブームまで

―SF、教育、科学ドキュメンタリー、青春、少年、ホームドラマ…として―(前編)

『ゴジラ』(1954)以降の映画特撮、『月光仮面』(1958)以来のテレビ特撮の状況/草創期のメディアミックス―アニメ・マンガ・特撮というジャンルの混交と、テレビ、映画、雑誌等のプラットフォームの混交―/家電メーカーの広告としての特撮/『ウルトラマン』シリーズの記録映画、教育映画、科学啓蒙的描出/『ウルトラマン』シリーズとメタボリズム/『怪奇大作戦』「京都買います」に見る実相寺昭雄の観光への批判意識/など

(後編)

『帰ってきたウルトラマン』以降の同時代性描出/ダンス、船、〈殴る〉行為による若者表象/ホームドラマ、少年ドラマとしての『ウルトラマン』シリーズー家族愛、肉親の喪失描写を軸にー/若者文化としてのディスカバー・ジャパンに対する批評性/第1次怪獣ブームと第2次怪獣ブーム(変身ブーム)の差異/テレビ特撮の衰退/など

4『ウルトラマン』シリーズの文化史と表象論Ⅱ-特撮の衰退/転回期からポップカルチャーとしての現代的展開まで―ファン文化、80年代文化、ポップカルチャーとしての再発見、雑誌とのメディアミックス―(前編)

1970年代洋画SFブームとテレビ特撮/ロボットアニメ、超合金とテレビ特撮/不思議コメディーとメタルヒーロー両シリーズの誕生とその背景/1970年代の特撮スタッフの不在/軽佻浮薄と言われる時代の子ども向けコンテンツと衰退する特撮の状況/からかいの対象としての特撮/可視化するファン文化とその影響/家庭用ゲーム機の隆盛と特撮/再放送の減少とレンタルビデオの普及まで/懐古の対象、パロディーの対象としての特撮/謎本ブームと作者の発見/など

(後編)

1990年代の特撮再興/恋愛表象/『ウルトラマンティガ』以降の観念的ドラマ/データベース消費/二次創作性/多様化するプラットフォーム/郷愁の対象としての特撮の商品展開/ポップカルチャー概念の登場/小学館と講談社を中心とした雑誌展開/学年誌とウルトラ兄弟/消費者から生産者へと越境するファン/ファン文化と同人誌/『宇宙船』の創刊/『宇宙船』から見られるファンの嗜好/ユースカルチャーからシニアカルチャーへ/など

5 文化資源としての『ウルトラマン』シリーズ―芸術としての再発見と、教育、広告、観光資源等への活用―

文化資源としての特撮/特撮の音楽や美術の発見/『ウルトラマン』シリーズの教材化とその賛否/『ウルトラマン』シリーズと広告/地域振興と『ウルトラマン』シリーズ/テレビ特撮とテレビドラマ/『タローマン』の『ウルトラマン』らしさ/「岡本太郎」という共通項/など

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